h o m e r e p o r t b b s impressions p r o f i l e l i n k

homereport>2004年9月
フライ幼稚園    フライのお姉さん『TWO LOOPS』HiRoさん・水没園児KAN・剛毛園児ani

 前日の雨の影響が心配されたが、無事開催の運びとなった『フライ幼稚園』。先乗り予定のani・サケ釣りするはずだったKANいずれも寝坊という、生徒として果たしていかがな態度か?と思われるスタートとなったが、優しいお姉さんは気にも留めず、親身に御指導くださいました。
[kanの感想文]
 実際の話、釣りはもとより、人からものを教わるって事が、かなり苦手な方だったのですが、今回のご指導で、「今まで、かなり色々な面で損をしてきたんだなぁ、、」と、あらためて思ったのが、率直な感想ですね。
 特にメンディングに関しては、まさに目から鱗!「あ〜これで良いのか!」と。本に書いている理想を何時も行おうとしていたので、一気に肩の荷がおりた、と言うか、かなーり気が楽になりました。
[aniの感想文]
 新調した#4ロッドは、やはり難しいロッドだったようです。バッドにスナップ効かせるイメージで振ってみているのだけど、そうするとどうしても腕全体で振ってしまう感じになってしまう。ループに意識を置きながらのキャストだとまだ良いのだが、魚を見つけると、半笑いの上、意識が疎かになってキャスティングが乱れてしまう。
バックキャストが弱いことを指摘してもらったり、ダブルホールを教えてもらったりと、非常に役立つアドバイスをいただけました。
 その後、二度ほどダブルホールを練習してみていますが、どうも右手と左手がバラバラになってしまい、まだ上手にできないでいます。
【ani】道北河川 アメマス(イワナ):〜57cm×4

 「さてぼちぼち……」って時に雨が降り出した。いきなり憂鬱な気分になるが、だからといって投げたサイコロは転がるのみ、こぼした水はもう戻せない。慣性の法則に従ってそのまま北に向かう。
 まぁいいさ、狙いは「雨マス」だべさ。そう、『FISHMAN』の74cmアメに刺激されて、今日の狙いは遡上アメマス。一応サケを避けて(ん〜おやじギャグ)、小河川でグッドサイズを狙いに行く。一時、某氏のガイドで紹介されたり、諸々の工事ですっかり釣れなくなった河川群を、「人気無くなってまた良くなってるべさ」と目論んでの釣行。
 第一の川。ここは河口から100mも行かないうちに魚止めの砂防があるとこ。上流は期待してなかったので、砂防から下だけやってみた。流れ穏やかな深みから小さな魚影の追いがあるのみ。「あ〜こりゃウグイ」と勝手に決め込んで即移動。
 第二の川。河口周辺が何度かいじくられているものの、砂防などは一切無し。今日一番の狙いどこ。まずは30分ほどひたすら登り続ける。尺サイズの魚影を二度ほど横目に見つつ登る。台風の影響で、崖崩れ倒木に難儀するものの、魚が居るとわかったその顔はにやけてる。
 さて、そろそろ……っつーことで。落ち込みの連続する流れの中から、深くて広めのプールのある場所、倒木の被さるところを選んでキャスティング。といっても、川幅は広くて3mってとこなので、ほとんど足元に落として直ダウンで釣るのみ。
 釣れないまま降りてきて、尺サイズを目撃したポイントに出た。思うにここが一番いい場所。深くて広くて木が被さってる。直ダウンで定位させてみる。手応えに変化あり。枯葉。変化あり、枯葉。変化あり、枯…いやうねうねしてる!来ました!ってな感じで、ちびイワナゲット。お腹真っ赤なプリティなヤツです。続いて同サイズをもう1匹ゲット。残念ながら尺は出てこず、さらに釣り降りる。
 釣れねぇ〜!雨足がさらに強くなり、車も見えるところまで来てしまった。いい加減気分萎え萎えのところで、深みにキャスト。落ち込みの深みまで引いてくると、ドカンとヒット!走るわけでもなくあっさりランディングしたそいつは57cm。跨げるほどの流れからこのサイズは気分良い♪ちょっと降りが強すぎたので、写真は断念。でもホントだよ。一応、追い風参考の非公認ながら自己新更新。
 さらに泣き尺アメ公1匹釣って、震えが限界に来たので移動。
 第三の川。の前に、ちょいと漁港寄ったらサケの群が入っていた。手持ちのルアーで狙ってみるけどダメ。で、その足で入渓するもボ。雨の影響でだいぶ増水していた。

 第四の川。ずーっと瀬で、あまり好きな流れじゃないのだけど、まぁやってみた。が、気分の乗らない時ってそんなモノ。ボ。他に入渓者が居たようだけど、見たところボ。

 第五の川。すっかりドロドロで見ただけ。
もう少しの時間ともうちょっといい天気があれば、あと4つくらいはやってみたかったのだけど、釣っていて思ったのは、砂防のある川とない川では、回復具合がまるで違うっつーこと。無い川にはしっかりアメが遡上してるし、降りてないヤツも残ってる。砂防より上も攻めきればまた事情は変わるのかもしれないけど、でかいヤツほど卵も精子も多いわけだから、やはり砂防のない川の方が、魚が多いんだろうとは思う。小河川だからこそ、その違いをくっきりと感じるように思えるね。
 あと、河口周辺の海も探索してきた。海アメポイントもいくつかメボシつけることができた。これで道北海アメダービーの末席を汚すことができそうかな?
【ani】尻別川  イワナ×1他

 中山峠からの眺望は最高。眼前には暁に染まる羊蹄と尻別岳。右手には無意根の漆黒の稜線が浮かび上がる。
 京極の丘の眺めはご機嫌そのもの。刈り入れを迎える畑のパッチワークが広がる。
 朝っぱらから好い気分で突っ走っていたが、ふと、「こんな気分で行くと良くないことがあったりするんだよなぁ」なんて思いがよぎる。まさか予感が的中するとはねぇ……

 さて、今回も今まであまり行ったことのないポイントを回ってみた。特にラフティングのコースを中心に回ってみようかと。コースになっているということは、当然のことながら水量もあるだろうし、瀬や淵など変化に富んだ渓相が続くはずだから。もちろんボートの影響で魚は警戒心高いだろうし、なかなか釣りにならないこともあるだろうけど、一応は折り込み済みで向かってみた。
 向かってはみたんだが、なんとなく気が変わって比羅夫周辺を先に見てみることにする。これが失敗だったんだよね……

 比羅夫周辺は基本的には減水区間。でも、ここのところの雨で水量はあるはず。うん、思い通りそこそこの水量だわ。けど……台風の影響で倒木が散乱してる。川に下りるのはもちろん、藪漕ぎにもかなり難儀してしまった。何度も挫けそうになるんだけど、なにもしないで引き返すには、余りにももったいない距離を進んでしまったもんで、自棄になって下っていく。雨も降り出してきて、朝の爽快な気分はすっかり霧散してしまう。
 ようやくたどり着いた場所は、すっかり様相が変わってしまっておりました。新しい倒木が散乱していて、どこにキャストすればいいのかわからない。悩んだ末に、倒木の上に立って下流側の倒木を狙ってみる。と、ドカン!ともの凄いアタリ。同時に思い切り走られる。今日はヘビーなタックルなので、慌てることなくやりとり。が、足下まで寄ってきた魚体を見てびっくり。サケです。80cmはありそうなサイズ。
 で、こいつ、足下で再度走り出した。その刹那、足下の倒木の皮が剥がれ、転倒、そのまま川に落ちてしまいました。「やばい!」と、咄嗟にポケットからデジカメを出す。すでにずぶ濡れ。一応生活防水なので、左手でロッドを立てたまま木にしがみつき、右手でデジカメを帽子に引っ掛ける。焦ったんだろうね、この時になにかに引っ掛けてしまい、バッテリの蓋を開けてしまい、バッテリが水没。あっと言う間に流れていってしまう。そうこうする内にもウェイダーにどんどん浸水してくるので、とにかく木をよじ登る。
 一息ついてリールを見ると、100mくらいはラインが出てしまっている。倒木に潜られなくて良かったと、強引に巻き上げて即リリース。楽しむ余裕は全くなし。
 ともかく全身ずぶ濡れ、タックルもすべて浸水したので、急ぎ車に戻る。途中、沢を登ってきたのだが、ここで産卵後らしきサクラマスを発見。産卵床があるかも知れないのでここも高巻いて戻る。

 倶知安で自らを甦生させ、昼からはラフティングコースを探ってみる。予想通り渓相。水量ともに抜群。ただ、台風の爪痕はここにも散見でき、午前のこともあるので無理をしない動きに徹し、橋の周辺を中心にうろつくことにした。
 都合三ヶ所入ってみたのだけど、やはり水面がやかましいだけに、魚の警戒心も高そうだ。それでも小物ながらニジの追いが一度、泣き尺サイズのイワナを1匹キャッチできた。いつもなら「ここなら絶対」というポイントではなく、3番目4番目くらいに狙ってみるようなポイントに魚がいるように感じた。マヅメを外した釣りだったので、もう少し探ってみないと、まだパターンがつかめないかな?宿題ですね。
【kan】抜海漁港 白鮭 同行者まさ

二度と訪れる事はあるまいと思っていた、白鮭の名釣り場『抜海』、一昨年に『まさ』と一度来た事のある漁港だが、その時には二人してボウズを食らって、遠い割に釣れないとのイメージが定着したポイントだが、釣行当日の「まさ情報」によると予定していた歌別漁港が濁りの為、全く釣りにならんとの事。
自宅近所のサンクス駐車場にて緊急ミーティングを開き、網走・噴火湾等の候補地も出たが、「まさ」の強い希望により、嫌々抜海へのロングドライブとなった。
275号線からオロロラインと北上する事、4時間強と本当に遠い!更にほとんど直線の為、飽きる飽きる。夜だし景色見えないし、覆面は出てるし。。。。
抜海が嫌いだと言うよりも、この退屈な道のりが我慢ならんのかもしれない。

現地に着いたのは22時過ぎ。昼頃からやっていると言う人に状況を聞くと「まったくダメ」との事。ここも台風の影響で濁りが酷いらしい。
本当は夜釣りもやるつもりだったが、やる気も萎えて仮眠をとる事にした。

翌朝2:30起床。周りを見渡すと昨晩の3倍ほどの車が集結している。少々慌ててセットし、まさ指定のポイントにてスタートフィッシング。

釣法は定番の浮きルアー。浮き下を1m程にセットし、コータック コンデックスキング45gにタコベイ、用意した餌は生サンマとノルウェー産の鯖。
サンマは〆ずに3枚おろしにし1cm×3cmにカットし、鯖は軽く天然塩で〆た物をサンマと同じ位にカットした。

早速、餌を突くような細かい魚信はあるが、あわすほどではない。
ルアーを巻き取ると皮一枚残して綺麗に身が食われいる。こんな芸当が出来るのは間違えなく鮭ではない。恐らくQちゃんの仕業。
餌を取られながらも、ひたすら本命の魚信を待つ事、約1時間。夜も明け、水中がかろうじて見える。
ルアーをゆっくり引くと、ついて来るのは、やはりウグイ。それも数十匹の群れ。。
サンマ4尾と鯖1尾では餌が足りなかったか?と不安になり、細かい魚信がある時はウグイを散らす意味で大きくしゃくる。

周りには見える範囲で70人〜80人はいるが誰一人として釣れている様子は無い。かなりやる気の無い状態で、ひたすらウグイを散らす。コツコツとの魚信、溜息混じりで竿をあおる。繰り返し繰り返し。。。また竿をあおる。「あれ?竿が止まった。重い。。鮭じゃん!」かなり細かい魚信をとったので、恐らく口先にフッキングしているはず。絶対に無理は出来ない。ドラグは割とゆるい設定。周りの人には迷惑だが、時間をかけて寄せる。魚体が見えた。まだ銀々の♀だ!
まさにタモ入れをまかせてランディング成功!約1年ぶりの白鮭だ。やはりフッキングしているのは下顎の先端に皮一枚。あぶなかった〜(汗)早速、エラを取り、延髄にナイフを入れて〆た状態でクーラーボックスへ丁重に納めた。
その後は当然やる気モード全開。同じパターンで全ての魚信にいちいち反応するが、空振りばかり。やはりマグレだったのでしょうか。。
その釣法が仇となったのか、結局、釣果はその一尾のみとなった。

ところで、釣ってる最中に突然現れたのは『魚道』のたきおさん。
「ちょっと様子を見にきました〜」だって。たきおさんの実家からは往復100km強なんですけど。。。「ちょっと」って距離じゃないと思いますよ。
奥様の心中察します。。。。

その日の夕飯は当然、鮭料理。頭はゴボウと兜煮にし、身は3枚におろして、鮭シャブにして食べてみました。さっぱりして美味しかったですよ。
イクラは味噌漬けにして今晩のあたりが食べ頃かな。楽しみ楽しみ。
【ani】十勝川水系  ニジマス:〜35cm×10くらい・オショロコマ:〜26cm×30くらい

 仕事2時間、釣り20時間の十勝「出張」。こんなんだからうだつが上がらないのはわかっているけれど……やめられませんねぇ……
 今回の目標は、謙虚に40オーバーのニジ。
さて、まずはトムラウシの水系を攻略。
 地図ソフトを頼りに林道を果てまで進み、岳人の聖域を汚しつつ入ってみた川。鈴を新調し、爆竹を導入しておっかなびっくり行ってみたんだけど、熊の気配よりも硫黄臭が気になる流れ。ま、御拝謁叶う必要もないので、それはそれでよし。安心して釣り開始。大柄な田舎娘達が入れ替わり立ち替わり癒してくれます。「キャー!なにー?このルアー!カワイイ♪」セリフを入れるならこんな感じ。どこへなにを投げてもドリーが群がります。しかも大半が20オーバーとなかなかの良型揃い。おそらくは婚姻色でしょうか?時折色合いの違ったドリーも出てきます。しかし今日の本命のニジは出ず。居ると思ってたんだけど……
 次は林道を引き返し、途中の川に入ります。ここはニジいるかなぁ?と思いつつキャストしますが、う〜ん、渋い!ドリーがいるにはいるんですが、スレまくってます。口使おうとしません。スレたドリーというのも、なにやら違和感覚えます。早々に諦め移動。
 三本目は林道の入口のところを流れてます。この辺だと観光客もぽつぽついて、耳目を集めつつの釣りです。こりゃ釣れないと恥ずかしい。恥ずかしいんだけどこれまた渋い。辛うじてドリー二匹。
更にキャストを繰り返すと、カケアガリでルアーが止まる。根掛かりと思ってラインをゆるめたら、ドリーのでかい顔が反転。「うわぁ尺サイズだ!」と思ったときはすでに遅くブレイク。観光客に慰められて、更に恥ずかしい。
 いい加減ニジが釣りたくなってきたので、確実にいる川に移動。やっぱそんな川は人気あります。結構人入ってます。予想通り渋い。ポイントにミノーを定位させて激しくトゥイッチさせてようやく釣
れる感じ。ドリーを苛立たせて口使わせている感じです。もっとも釣ってる方もイライラしてます。出るドリーは軒並み20オーバーと良型揃いなんだけど、今日の目標はあくまでも40ニジ。夕闇迫る中、
どうしてもニジ釣りたくて本流に移動。
 まずは林道に架かる橋に入ってみます。おぉ、イブニングライズ!結構な数跳ねてる。でもちょっと小さいかな?っと、やっぱり!20cmちょっとのニジだわ。納得できずにダム湖インレットに移動。
いるいる、いいライズもある。しかし遠い。ウルトラライトで届きそうなルアーを探す。暗いし焦るしでタックルボックスを落とす。回収でジャボジャボ荒してしまう。
 諦め切れないのだけど、諦め加減でサージャーをキャストすると、ゴン!ふた呼吸おいて走る!やっと来た!なかなかだわ!とULならではの引きを堪能しつつランディング。35cmありました。

翌日。帰るかどうか悩んだのだけど、やはり目標達成せずに変えるわけにも行くまいと思い、日高山脈の支流に移動し夜を明かす。
 朝、不覚にも寝坊。二台車が止まっていて、御出立の様子。仕方がないので更に支流に行く。それにしてもいい天気。空が青い。山も蒼い。これこそ十勝の景色だわ。と、ひとしきりドライブを堪能して目的地に到着。ここはいつ行っても同じ場所に同じくらいのニジが着いている。今日もそう。25cmくらいのニジばかり掛かる。着いている場所もやる気を感じない場所ばかり。そのくせいいファイトする。もっと小物もいるんだけど、これがどういう訳か釣れない。40は無理だろうなと思いつつも、なんだかんだヒットするもんで、そしてフックが悪いのかやたらとバレるので、結局4時間ほど下ってしまった。
 十勝って、特にニジマス人気が高い地域かも、と実感。ニジマスのいる川とそうでない川でのドリーのスレ具合が全然違います。納得できますけどね。どの川入っても、ニジはパワフルででっぷり太った奴らばかり。引きを堪能できますから。
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