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impressions>支笏湖の事その1【ani】
 「支笏湖はでかい魚が居るけど難しい」

 支笏湖に何度も通い詰めながら、いまだ満足できる成果を上げていない悲しい釣り人にとって、支笏湖のイメージは上記のようなものかと思います。当サイトのkan・aniも間違いなく悲しい釣り人の一員で、「今年こそ支笏湖で!」「今度こそ!」と勇んで行く度に、返り討ちに遭って憔悴しきって帰宅するのが常です。
 んな訳で、ちょっと勉強してみることにしました。その成果は、ここでぼちぼちと掲載していこうかと思っています。だから、一応「その1」としたわけですね。まぁ今更ながらという内容や、ありきたりのことばかりですが、やはり基本は大事だろうと思い、自分のためにも書いてみようと思います。

 さて、古い文献でしかもデータとしてはかなりいい加減なものですが、支笏湖の水温と容存酸素量を調査したものを見つけることができました。その表を掲載します。いずれ新しくもっと詳細なデータを見つけることができれば、差し替えたいと思います。
 観測年代は1960年代前半のため、現在とは多少差異があるかも知れません。また、観測点は支笏湖の最深部のため、陸っぱりの釣り人にとっては、多少参考にならない部分もあるかも知れないですね。







 この図を見ていて感じたのは、「陸っぱりからの支笏湖では、まず釣れないだろうと思われる時期がある」ことですね。マス科の魚の適水温は、高くてもだいたい15℃以下で、容存酸素量が5.5cc/l
以下だと酸素不足に苦しみ、7〜7.7cc/lが適当な環境だということなので、9月は見るからに釣れそうにないですね。もちろんこの時期はトビケラの産卵時期でもあり、カメムシもたくさん居るので、
一概にだめな時期とは言えないのが難しいところではありますけど……

 さらに、様々な釣り書籍に書かれている対象魚(支笏湖の場合はニジマス・ブラウン・アメマス)の習性を列記してみます。kan・aniともに湖沼はルアーが大半なので、ルアーに関するもののみ掲
載しています。もちろん、この習性には地域差があるので、そのまま支笏湖に適用できるかというと、必ずしもそうではないと言えますが、ご参考までにということで。

[マス全般の習性]
    ・産卵期よりも低い温度の時に活発にルアーを追う傾向
    ・水生昆虫や陸生昆虫などの少ないエサ不足の時期がルアー有利

[ニジマス]
    ・表水温が13〜15℃を超すと深場に移動してしまう
    ・産卵適水温は10〜12℃くらい
    ・夏でも高水温になりにくい湖では初夏から初秋にかけて水生昆虫を主食にしルアーに興味を示さなくなる
    ・四季のはっきりした湖ほど魚食度が高くルアーに適している
    ・表水温が6〜9℃の時日当たりの良い浅場に集まる習性がある

[ブラウントラウト]
    ・4〜6℃の低水温期と12〜14℃のやや高水温期にルアーを良く追う
    ・産卵適水温はニジマスよりやや高め

[アメマス]
    ・産卵適水温はニジマスより低い
    ・6〜9℃くらいの時表層で大型のエサを追う
    ・表面水温が10〜11℃を境に永層が深くなる傾向がある
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